オフィス緑化を始めよう！植物育成用白色LEDライトで快適な空間づくり

オフィスに観葉植物を取り入れる「オフィス緑化」は、見た目の癒しだけでなく、働く環境の改善や社員の健康促進にもつながることから、多くの企業で導入が進んでいます。ただ、室内の環境によっては光が不足し、植物が元気に育たないケースも少なくありません。

そんなときに活躍するのが、植物育成用の白色LEDライトです。自然光に近い光を再現できる白色LEDは、オフィス空間にもなじみやすく、デザインを損なうことなく植物の育成をサポートしてくれます。

この記事では、オフィス緑化に適した白色LEDライトの特徴や、植物がもたらす効果、具体的な活用方法などをわかりやすく紹介します。

オフィスに植物を置くとどんな効果がある？

ストレスの緩和と集中力の向上
観葉植物にはリラックス効果があると言われています。目に優しい緑色は、視覚的な疲労を軽減し、心を落ち着かせる効果があります。仕事中に植物が視界に入ることで、集中力が持続しやすくなるという研究もあります。

空気環境の改善
植物は光合成を通じて二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。また、空気中の有害物質を吸収する力を持つ種類もあり、室内の空気を浄化する役割も期待されています。特にサンスベリアやポトスなどは空気清浄効果が高いとされています。

職場の雰囲気を明るくする
植物を置くだけで、無機質なオフィス空間が柔らかくなり、居心地の良い雰囲気をつくることができます。来客対応や打ち合わせスペースに植物を設置することで、自然と会話が生まれやすくなるなど、コミュニケーションの活性化にもつながります。

植物育成用白色LEDライトがオフィス緑化に向いている理由

植物育成ライトにはいくつか種類がありますが、オフィスに導入するなら育成用白色LEDライトがおすすめです。

赤や青のLEDを組み合わせた植物育成用ライトは、育成効果が高い反面、発光色がピンクに近く、インテリアになじみにくいというデメリットがあります。一方、育成用白色LEDライトは自然光に近い見た目で違和感がなく、オフィスの照明と調和しやすい点が特徴です。

さらに、白色LEDには植物の成長に必要な波長がバランスよく含まれており、光合成を助ける効果も十分に期待できます。

育成用白色LEDライトを使う際のポイント

植物に必要な光の条件
植物が健やかに育つためには、以下の3つの要素が重要です。

光の質（波長）：育成用白色LEDは、赤・緑・青の光を含んでおり、光合成に必要な波長をバランスよく提供できます。
光の量（照度）：植物の種類や設置場所によって必要な照度は異なります。植物に適した照度になるように距離を合わせ設置してください。
光の時間（照射時間）：光が届きにくい場所では、1日10～14時間程度ライトを当てるのが理想です。窓際など自然光が多少入る場所では、4～6時間程度の補光で育成できます。

植物とライトの距離
光が植物に均等に届くよう、ライトの設置位置を調整することも大切です。一般的には、植物の上10～20cmほどの距離にライトを設置すると効果的です。距離が近すぎると葉が焼ける可能性があるため、明るさと発熱のバランスも確認しましょう。

オフィスで育てやすい植物とライトの組み合わせ

以下は、オフィス向けに人気の観葉植物と、それに適した白色LEDライトの組み合わせの例です。

サンスベリア × デスクライトタイプ
サンスベリアは乾燥に強く、育てやすい植物です。デスク横に置いて、白色LEDライトを上から照らすだけで育成が可能です。成長もゆるやかなので、管理の手間も少なめです。

ポトス × スタンドライト
つるが伸びるポトスは、吊るしたり棚に置いたりと自由なレイアウトが楽しめます。スタンドライトで広範囲に光を当てられるタイプのLEDライトが向いています。

パキラ × フロアスタンドライト
パキラは明るさを好む植物なので、PARタイプ（LPL15WP）のLEDライトと相性が良いです。高さのある植物なので、ライトもやや高めに設置するこができるフロアスタンドを使用するのも良いでしょう。

植物を長持ちさせるためのちょっとしたコツ

LEDライトの活用と併せて、日々の管理も忘れず行いましょう。