オフィス緑化で観葉植物が枯れる原因とは?失敗しない白色LED選びのポイント

オフィスに観葉植物を取り入れたものの、なぜか元気がなくなったり、枯れてしまったりすることがあります。その原因の多くは、オフィスで使用されている照明環境にあります。特に主流となっている白色LEDは、人間にとっては明るく快適ですが、植物の生長に必要な条件を満たしていない場合があるため、注意が必要です。

植物が枯れる原因と光の波長の重要性

オフィスで植物が育たない大きな要因の一つに、光の波長構成が挙げられます。一般的な白色LEDは、人間の目に明るく見えるように設計されており、植物が光合成を行う際に効率よく利用できる波長が不足していることがあります。

植物には光合成有効放射(PAR)と呼ばれる、特定の波長域の光が必要です。見た目には十分に明るいオフィスであっても、この有効な波長が不足していると、植物にとっては光が足りない状態と同じになってしまいます。その結果、光合成が十分に行えず、葉が黄色く変色したり、生長が止まったりする現象が起こります。

オフィス照明選びで注意すべき3つのポイント

オフィス緑化を成功させるためには、人間向けの明るさだけでなく、植物の生理機能に合わせた照明選びが不可欠です。

まず、色温度だけで判断しないことが大切です。昼白色や昼光色といった色温度(ケルビン)は、光の色味を示す指標であり、植物が利用できる光の質を保証するものではありません。植物を育てる際には、光合成に必要なスペクトル分布が含まれているかどうかを確認する必要があります。

次に、照度(ルクス)だけでなくPPFD(光合成光量子束密度)に注目してください。照度は人間の目が感じる明るさの指標ですが、PPFDは植物が実際に光合成に利用できる光の粒子の量を示します。観葉植物の種類によって必要なPPFDの値は異なりますが、この指標を確認することで、より確実に植物を育成できる環境を整えられます。

さらに、照明と植物の距離も重要な要素です。光の強さは光源からの距離が遠くなるほど急激に減衰します。天井の高いオフィスでは、照明からの光が植物に届く頃には、光合成に必要な強さを下回ってしまうことがあります。植物の配置に合わせて、適切な距離に光源を設置するか、補助的な照明を検討することが有効です。

植物の種類に合わせた環境設計

植物の健康を維持するためには、種類ごとの特性を考慮した照明設計が理想ですが、様々な種類の植物それぞれに最適な光環境を確保することは大変難しく、例えば、耐陰性の高い植物と、強い光を好む多肉植物などでは、必要とする光の量や質が根本的に異なります。

すべての植物を一律の照明環境に置くのではなく、それぞれの植物が求める光環境に合わせて照明の配置を調整することや植物のレイアウトに高低差を付けるなど、極力それらの植物に適した明るさにすることが失敗を防ぐ近道です。適切な光環境を整えることは、植物を枯らさないだけでなく、メンテナンスの手間を減らし、オフィス空間の質を長期的に高めることにつながります。

オフィス環境に適した植物育成用LEDライトをお探しでしたら、ぜひ、LEDECOショップをご確認ください。 ⇒ LEDECOショップへ

タイトルとURLをコピーしました