植物育成LEDライト

観葉植物用 植物育成ライトとスタンドの選び方|設置場所と出力で選ぶ

室内で観葉植物を育てていると、「窓からの光だけで足りているのか」「植物育成ライトはどれを選べばよいのか」と迷うことがあります。

植物育成ライトを選ぶ際に確認したい項目は、大きく分けて「植物への照度」「植物とLEDライトのレイアウト」「スタンドの種類」「ライトの出力」の4つです。

LEDECOで取り扱っている植物育成LEDライトとスタンドを例にすると、選ぶ順番は「設置場所 → 出力 → 照射角度→ 色温度」と考えると分かりやすくなります。

最初に設置場所を決めることで、フロアタイプかデスクタイプかが決まり、その後、植物の種類や大きさに合わせてライトを選んでいきます。

1. スタンドは植物を置く場所から選ぶ

LEDECOでは、床に設置するフロアタイプの「ST-184」と、机や棚などに設置するデスクタイプの「AK-54」の2種類のスタンドを取り扱っています。

どちらも一般的なE26口金に対応しているため、E26タイプの植物育成LEDライトを取り付けて使用できます。

ST-184は、床に置いて使用する高さのあるフロアスタンドです。

アームを曲げた状態で高さ約184cmとなり、組み立て方法によって約150cm、約115cmの高さにも設定できます。

ただし、一般的な伸縮式スタンドのように設置後に簡単に高さを変える構造ではありません。高さを変更する場合は組み直しが必要になるため、植物の高さや鉢を置く場所をあらかじめ確認してから組み立てるとスムーズです。

土台は直径約30cm、スタンド本体の重量は約2.7kgです。電源コードはブラックで約270cmあるため、床に置いた植物や大型の観葉植物を上から照らしたい場合に適しています。

一方、AK-54は机、棚、カウンターなどに設置するコンパクトなデスクタイプです。

アームを曲げた状態で高さ約54.6cmとなり、高さそのものは固定されています。照射位置はアームの角度を調整して合わせます。

土台の大きさは約26.7cm×12.5cm、重量は約0.76kgです。設置する場合は、棚や机に十分な奥行きがあるか確認しておくことが重要です。

また、AK-54の耐荷重は400gです。取り付ける植物育成ライトの重量も確認して選ぶ必要があります。

床に置いた中型から大型の観葉植物ならST-184、デスクや棚の上に置いた小型から中型の植物ならAK-54という考え方をすると選びやすくなります。

2. ライトの出力はW数だけで判断しない

植物育成ライトを選ぶ際、5W、9W、15W、20WといったW数に目が向きやすくなります。

ただし、W数は消費電力を表す数値であり、植物に届く光の強さそのものを表しているわけではありません。

実際の光の強さを確認する場合は、照度を表す「lux」と、植物の光合成に利用される光の量を示す「PPFD」を参考にします。

LEDECOのLPL05WBは5Wタイプで、20cmの距離で測定した場合、2700Kで1,717lux、PPFDは33.7、3600Kでは2,017lux、PPFDは35.6です。

9WタイプのLPL09WBでは、同じ20cmの距離で2700Kが2,848lux、PPFD55.9、3600Kが3,174lux、PPFD56.4となっています。

15WタイプのLPL15WPになると、20cmの距離で2700Kが5,938lux、PPFD109.42、3600Kが7,110lux、PPFD120.01です。

さらに出力の高い20WタイプのLPL20WPCでは、36°レンズを使用して50cm離れた位置で測定した場合、2700Kが11,385lux、PPFD213.60、4000Kが13,275lux、PPFD221.04となっています。

ここで注意したいのが測定距離です。

5W・9W・15Wは20cm、20Wは50cmで測定されているため、数値だけを単純に比較することはできません。照度と距離の関係は距離の二乗に反比例します。

ライトは植物から離れるほど届く光が弱くなるため、設置予定の距離も考えながら選ぶ必要があります。(※照度と距離の関係は距離の二乗に反比例します。ライトと植物の距離が2倍になった場合、照度は4分の一になります。)

一般的な室内の観葉植物の日照不足を補いたい場合は5Wまたは9W、ある程度しっかりと光を当てたい場合は9Wまたは15Wが選択肢になります。

多肉植物や塊根植物など、比較的強い光を必要とする植物の場合は、15Wまたは20Wを検討するとよいでしょう。

ただし、植物によって適した光量は異なるため、植物の状態を確認しながら照射距離や時間を調整することも大切です。

3. 色温度は植物だけでなく室内の雰囲気にも合わせる

植物育成ライトを室内で使用する場合、光の強さだけでなく「光の色」も重要です。

光の色は色温度と呼ばれ、K(ケルビン)という単位で表されます。

数値が低いほど暖かみのある電球色に近い光になり、数値が高くなるほど白くすっきりとした光になります。

LEDECOの5W、9W、15Wでは2700Kと3600Kの2種類から選択できます。

20Wでは2700Kと4000Kの2種類となっており、4000Kを選べるのは20Wタイプのみです。

リビングや寝室など、電球色を使った落ち着いたインテリアには2700Kが合わせやすく、植物の緑を明るく見せながら自然な白色光に近づけたい場合は3600Kや4000Kが選択肢になります。

また、LEDECOの対象ライトはいずれも演色評価指数Ra95以上です。

演色評価指数は、光を当てたときに植物や家具などの色がどの程度自然に見えるかを示す指標です。

植物育成ライトをリビングなど普段過ごす空間に設置する場合は、植物への光だけでなく、インテリア照明として見たときの色合いも考えて選ぶとよいでしょう。

4. 照射角度を選べるのは20Wタイプ

5W、9W、15Wタイプの照射角度は120°です。

広い範囲に光が広がるため、小型から中型の観葉植物を比較的広く照らしたい場合に使いやすい仕様です。

一方、20WのLPL20WPCでは、照射角度を36°と60°から選ぶことができます。

36°は光を狭い範囲に集中させるタイプで、メーカーでは高い照度を必要とする塊根植物や多肉植物向けとして案内しています。

60°は36°よりも光が広がるため、一般的な観葉植物などを照らす用途に向いています。

例えば20W・2700Kを50cmの距離から照射した場合、36°では11,385lux、PPFD213.60ですが、60°では5,965lux、PPFD111.95となります。

同じ20Wでも、照射角度によって光の広がり方と中心部分の光の強さが大きく変わることが分かります。

5. スタンドとライトはセットでも選べる

LEDECOのスタンドと植物育成ライトはいずれもE26口金に対応しているため、スタンドとライトを別々に購入して組み合わせることもできます。

ただし、別々に選ぶ場合はライトのサイズや重量などを確認する必要があります。

特にAK-54は耐荷重400gのため、取り付けるライトの重量を確認しておくことが重要です。

LEDECOのライト本体重量は、5Wが約60g、9Wが約70g、15Wが約170g、20Wが約360gです。

どのライトとスタンドを組み合わせればよいか迷う場合は、セット商品から選ぶ方法もあります。

セット商品は、当店で取り付けと動作を確認した組み合わせで販売しているため、ライトとスタンドの適合を個別に確認する手間を減らせます。

なお、セット商品をご購入いただいた場合でも、ライトとスタンドはそれぞれ別の倉庫から発送されます。

そのため、配送状況によっては到着日や配達時間が異なる場合があります。どちらか一方が先に届いた場合でも、もう一方は別便でのお届けとなります。

植物育成ライトは「設置場所」から選ぶと分かりやすい

植物育成ライトを選ぶときは、最初からW数だけを見るのではなく、まず「どこに植物を置くのか」を決めることがポイントです。

床に置いた植物ならフロアタイプのST-184、机や棚ならデスクタイプのAK-54を選びます。

次に植物の種類や大きさ、ライトと植物の距離を考えながら、5W・9W・15W・20Wから必要な出力を選びます。

その後、室内の雰囲気に合わせて2700K、3600K、4000Kから色温度を決めます。

20Wを選ぶ場合は、最後に36°と60°のどちらの照射角度が適しているかを確認します。

「設置場所 → 出力 → 色温度 → 照射角度」という順番で考えることで、スタンドと植物育成ライトの組み合わせを整理しやすくなります。

植物のサイズや置き場所に合わせて、無理のない照射距離で使用できるライトを選んでみてください。

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